夜の玄関が暗いだけで、人は少し不安になります。
夜中にトイレへ起きたとき。
急に外へ出る必要があるとき。
段差は分かっているはずなのに、
いつも通っている場所なのに、
「見えない」というだけで、判断は鈍ります。
焦ると足元がおろそかになる。
足元がおろそかになると、転びやすくなる。
暮らしが崩れるきっかけは、
大きな出来事ではなく、こうした一瞬から始まります。
強い光ではなく、「暗くない状態」をつくる
玄関照明の選択肢としては、
・スイッチ式
・センサーライト
・常時点灯ライト
などがあります。
センサーライトは便利ですが、
急に明るくなる光は、夜間の目には刺激が強い場合があります。
一方で、常時点灯タイプは
足元をほんのり照らし続けます。
強く照らすためではなく、
暗くない状態を保つための光です。
はっきり見えなくてもいい。
でも、「見える」と分かる。
それだけで夜間の焦りは大きく減ります。
光は“安全装置”のひとつ
玄関の手すりと同じように、
ライトも普段は意識されません。
しかし、
・体調が優れない日
・ふらつきがある日
・荷物が多い夜
そこに光があるだけで、判断は安定します。
特別な備えというより、
暮らしを崩さないための安全装置に近い存在です。
「気をつける」より「頼れる環境」をつくる
「気をつければいい」
「スイッチをつければいい」
理屈としては正しいかもしれません。
しかし、
気をつけられない日もあります。
疲れている日もあります。
だからこそ、
頑張らなくても自然に安全に近づける環境をつくる。
それは弱さではなく、設計です。
常時点灯ライトを選ぶときの基準
選ぶ際に重要なのは、明るさよりも“質”です。
・強すぎない光量
・足元だけをやわらかく照らす
・コンセント式で手間が少ない
・消し忘れを気にしなくていい
月明かりのような控えめな光が理想です。
一例として、こうしたタイプがあります。(ここにリンク)
派手さはありませんが、
夜間の動線を静かに支えてくれます。
光もまた、「崩れにくい暮らし」のパーツ
玄関の動線を整えること
https://yurufuwa-shiawase.com/entrance-daily-flow/
医療管理を仕組みにすること
https://yurufuwa-shiawase.com/pill-organizer-placement/
消耗品を切らさないこと
https://yurufuwa-shiawase.com/no-running-out-tissue/
どれも特別ではありません。
常時点灯ライトも同じです。
強く照らすためではなく、
焦らないために置く。
強くなるのではなく、
しなやかでいるための小さなパーツです。
玄関全体の整え方はこちらにまとめています。
暮らし全体の設計思想はこちら。